お知らせ

2024/12/13

6月 遊びが伝わるきっかけを教師が仲介する~年少さんの場合~


ある日の年少いちごさんの朝の様子です。担任は前日の姿から、継続するであろう遊びを予想して5つのコーナー(制作、おうちごっこ、積み木、道路ごっこ、ブロック)を用意していました。そのコーナーで各1~4名が、一人集中していたり、仲間との会話を楽しんだりしながら遊んでいました。

せいなさんが、「園長先生見て~」というので振り返って見たのが左の写真です。自分の身長より高くブロックを積み上げていました。「高いね~」と返したところ、飛び跳ねて喜んでいました。その後倒れてしまったので、私も参加させてもらい、今度は二人で天井に着くくらい高く積み上げました。するとほかで遊んでいた子もぼくも私もと参加してきて、私が抜けてもしばらくあれやこれや言いながら遊んでいた姿が右の写真です。

発達的に未満児さんは先生と一緒に遊ぶことで、遊びの楽しさを感じたり、遊びのレポートリーを増やしたりしていきます。以上児さんは、教師の参加や言葉かけによって、遊びの楽しさ、遊びのレパートリーの広がり、深く遊ぶことによる学びの深まりがみられるようになります。小学生低学年も教師の間接的援助が学びを深めさせていきます。

ある保育施設では、通園バスが来たら朝の会が始まり、お当番さんがこの言うそうです。「今日はブロックとお絵描きをして遊びましょう!はいどうぞ!」と。先生は連絡ノートのチェックをしたりしているのでしょうか、こどもの遊びにはほとんど関わりません。これを“自由遊びの時間”と言っているそうです。他にも、こどもに散歩させるのが日課になっているところもあります。日課にすることが、強制だと気づかずに。

幼児期は自発的に遊ぶことがとても大切な時期です。しかもそれが十分に保証できる時期が幼児期でもあるのです。そして、人とのかかわりや遊びの広がりを支えるキーパーソンが保育者なのです。                                

                                                                                                 園長 吉田耕一郎