お知らせ

2022/04/27

そろそろ春 子どもたちも落ち着いてきました


 子どもたちは、進級・新入で、環境や先生に慣れるのに時間を要するものです。特に新入の子どもにとっては、そこそこ高い成長のハードルを越えようとしていた4月でした。朝泣くことで親離れと言う成長のハードルを越えようと頑張っていた子、生活の流れに自分を合わせていくという成長のハードルを越えようと先生の声かけを理解しようと頑張っていた子など、さまざまな姿を見せてくれていました。一方で進級の子達は、進級したことに喜びを感じ、3月末と変わらず、積極的に遊びを展開している姿が随所に見られました。私たちは、新入の子と進級の子の、生活への慣れの差を一人ひとりに“寄り添い”ながら解消していきたいと考えています。

“寄り添う”と言う姿勢を今年は大切にしていきたいと思っています。先生が一方的に子どもの行動をコントロールしたり、保育内容を決めてしまわないようにしたりしていきたいと思います。子どもの行動の意味を理解しようと努力したり、子どもと共に保育を作り上げようとしたりする姿勢を大切にするということです。

実はこのような態度で保育することは、専門職の私たちにとっても大変難しいものです。例えば、決められた片付け時間になっても遊び続ける子に、どのようにして切り上げのタイミングを身につけさせていくかは、さまざまなアプローチをしながら、一人ひとりにフィットした援助をしなければいけないのです。

6年なり3年なりの時間をかけて育てていくという見通しが明確にあっての保育なのです。今できないことを今解消させることではなくて、子どもと共に、小さな一歩を踏みしめながら進めていくことなのです。

5月また一段と成長していく子どもたちを楽しみにしていきたいと思います。



   園長 吉田耕一郎


入園・進級おめでとうございます

 入園・進級おめでとうございます

 

ご家族の皆様にあっては、お子さんの入園・進級という成長の節目を迎え、お喜びのことと思います。おめでとうございます。

おそらく、お子さんが本園の生活に馴染んでいくか不安もあろうかと思います。

実は進級する子どもたちは、進級に伴う不安を軽減するために、3月に新年度のクラス・担任と新しいクラスで集まったり、新しく使う場所に子ども自身が所持品を移動したりしました。きっと不安は少なくむしろ楽しく過ごし始めることと思いますので、安心して送り出してください。それでも不安が強いようであれば担任にお伝えください。

 また新入園児に関しましても、一人ひとりのお子さんの様子を面接時に把握させていただいておりますので、入園当初の不安感が少なくなるように担任がしっかり寄り添って保育をしていこうと考えています。また本園の遊びのリーダーである進級児が優しく接してくれて過ごすことと思います。保護者にとっても初めての子離れとなり、不安と寂しさが入り混じっていることと思います。入園は親子にとって成長の節目ともなりますので、乗り越えていってください。そして、どうぞご心配なく送り出してください。

 本園では、多くの教職員によってお子さんを教育・保育していきます。幼児期の育ちや学びは、遊びを通して行われます。自発的な遊びを中心とした保育を大切にして取り組んでいきます。教師の適切な援助(指導)のもと、深い遊び(学び)になるようにしていきます。

 新入園児も進級児も、家庭での暖かい子育てのもと、本園では受容的・応答的な関わりをする教職員に支えられながら、本園の遊具・材料・環境に自発的主体的に関わる中で、確実に成長していけるようにしていきたいと考えています。

 加えて、以上児は保育体制を改善しました。「あおぞらの時間」の担任体制はそのままに、「ゆうやけの時間」も担任体制をとりました。共に常勤職員が中心となり、パート職員のサポートの中で手厚く保育していくようにしました。「あおぞらの時間」の担任と「ゆうやけの時間」の担任間で子どもの情報を共有し、1日を通して切れ目なく適切な援助ができるようにしていこうと思っています。さらに年中組と年長組はそれぞれ2つのアトリエを使用し、ひとつは遊びのアトリエとし、もう一つはミーティングや設定保育、ロッカールームとして使用するようにしました。

 また未満児は、成長・発達の近い「ちいさいにじ」と「ちゅうくらいのにじ」の交流や育ち合いを重視する保育へと改善しました。保育室を隣同士とし、ちゅうくらいのにじのアトリエで過ごす時間を多く取るようにしました。にじのアトリエ③を主に午睡の部屋とすることで個人差にも対応していけるようにしました。「おおきいにじ」には新たにロッカーと手洗いを設置しました。

 

東棟も改修し、園児用トイレを園児・児童・大人も使えるようにしました。6月には東棟全館LED化する予定です。


最後にお願いもあります。ご存知のように、様々なものが値上がりしています。特に食材の値上がり、ガソリン代の値上がりが顕著です。つきましては給食代とバス料金を改定させていただきますので、どうぞご理解ください。


今年度も皆さんの子どものために、さらには地域の幼稚園としての機能を発揮できるように、積極的に改善していきたいと思っています。

保護者の皆様、どうぞよろしくお願いします。

   園長 吉田耕一郎


年長さん、在園児からいただいた感謝と課題


 年長さん、在園児からいただいた感謝と課題

 振り返ると、あっという間に一年が過ぎました。そして、先日の卒園した、最長で1歳児から入園し5年間在籍のその年月もあっという間の出来事のように思えてしまいます。

しかしその中でしっかりと積み上げられたものもあります。本園の教育保育の目安となる年長児が自発的なごっこ遊びを長期に渡り展開し、立派に卒園式を行って卒園していったことはとても嬉しく思うと共に安堵しています。

私が園長となって15年、認定こども園となって5年、「子どもまんなか」を目指し、改善を繰り返してきました。その集大成の一つが卒園式なのです。同様に、本日修了式を迎え、各学年の今の姿もまた集大成の一つです。しかし敢えて言えば、未満児の排泄の自立支援が遅いこと、遊びの自発性への援助が足りないことが課題だと思うのです。つまり以上児への土台作りです。以上児にあっては、遊びを深める環境構成の細やかさが課題だと思うのです。

新年度に向けて、本園の教育保育の目指すところを再確認することで、教師都合の変更ではなく、本物の改善に邁進していきたいと思っています。

卒園式では全ての子ども、保護者の皆様から「感謝」の言葉をいただきました。「園長先生、いつも大好きって言ってくれてありがとう」「園長先生、いつも子どもと笑顔で向き合ってくれてありがとうございました」と。私はこの言葉をいただけることを何よりの励みとして頑張ってきたんだなあと思います。一方で「いえいえ、不十分な面もあったんですよ」とも思いながら、園長としての成長課題を意識するようにしているのです。

ところで、今年の卒園式では、たくさんの心のこもったお祝いを保護者子どもからいただきました。手作りのアルバム、手作りのネクタイピン、手作りの花束などですが、なぜが今回特に多かったのが、「お菓子」です。きっと「園長先生はお菓子が好きだからあんなにお腹が出てるんだ」というような会話をされていたのではないかと思います。楽しみながら食べようと思いますが、ちょっと複雑です。


新年度、楽しみにしてお待ちください。先生方が一生懸命にアトリエ環境を子どものために改善して待っています。

               吉田耕一郎