お知らせ

2024/02/05

ビタミンD=太陽のビタミン

みなさんご存知のように、本園は外遊びを大切にしています。よほどの事がなければ、一日1〜2時間は外遊びができるようにプログラムしています。これは北見のこどもの外遊びが少ないことを補い、健康な子に育ってほしいという願いからです。

最近、外遊びの重要性についての科学的根拠(エビデンス)をある論文から発見する事ができましたので、わかりやすく解説します。

丈夫なからだを作る栄養素のビタミンDは、カルシウムを吸収しやすくして骨や歯を作ります。食べ物の中では魚や乳製品等に含まれています。また、太陽の光を浴びると皮膚でも作られます。これが太陽のビタミンと言われる所以(ゆえん)です。論文では、ビタミンDの不足している子は、そうでない子よりも身長の伸びが小さい(1年で0.6cm)事がわかりました。また、ビタミンDの不足している子は、外遊びの時間が短く、特に冬場に短いこともわかりました。

厳寒の北見でお子さんを外遊びに誘い出すことは、保護者の方も大変でしょう。保育施設においても、教員自身が寒いから出さない事が慣例になっているところもあるようです。

本園の先生は素晴らしいですよ。身体中にカイロを貼って、毎日外遊びにこどもを誘い出し、冬ならではの遊びを満喫できるように援助しています。例外としてマイナス20度以下の時は、大幅に時間を短縮し、シャボン玉遊びをしたり(パリンと割れます)、濡れたタオルを凍らせたりして遊びます。

太陽を浴びてたくさん遊び、お腹をすかしてもりもり食べることの繰り返しによって、ビタミンDをたくさん生成し、健康なこどもになってほしいと願っています。

園長 吉田耕一郎

参考・引用)エゾチル通信第22号

原典)熊本大学 倉岡将平 Impaired Height Growth Associated with Vitamin D Deficiency in Young Children from the Japan Environment and Children’s Study 2022