振り返ると、あっという間に一年が過ぎました。ポストコロナに入り、ほぼ以前のように戻れました。しかもコロナ禍で得た改善点を取り入れたことで、以前よりも質の向上が図られたのではないかと思います。また保護者の方の保育への参加・関わりも戻り、お子さんの様子を見たり、お子さんのために活動したりしていただけました。ありがとうございました。
さて3月16日に第45回卒園式を挙行し、31名の年長児とその保護者の方が卒園していきました。
この卒園児から私は毎日のように感動をもらっていましたが、特に11月の発表会と昨日の卒園式から大きな感動を受け取らせてもらいました。発表会では、本園の目指している教育・保育を具現化しているような、こども主体で作り上げられた発表の姿に感動しました。
また卒園式では、2月末から3月の上旬にかけて流行ったインフルエンザにより、ほとんど全体練習ができなかったにも関わらず、数日で完成させた意欲に感動しました。繰り返しになるのですが、今を生きる子どもたちの将来は予測が困難で複雑な世の中になります。そのような時代を生きる子どもたちにとって必要な力は、エージェンシー(困難な状況を自分ないしは仲間と共に乗り越える力)であり、正解を見つける力よりも状況に合わせた最適な解を見つけ出す力です。この子たちは真にそのような力の基礎を身につけたと思うのです。
今月無事に子どもたちはそれぞれの学年を終えます。翌4月には進級することなりますが、この時に子どもたちは進級というステージを乗り越えなければなりません。その子なりのエージェンシーを涵養させるのです。
また新たな感動をこどもたちからいただけることを願いながら、年度末を締めたいと思います。ありがとうございました。
園長 吉田耕一郎