冬休みを幼稚園で過ごした子どもも、家庭で過ごした子どもも、みんなが登園し、活気あふれる3学期が始まりました。私たち教職員も今日を楽しみに待っていました。
乳幼児期の子どもは、保育教諭等の特定の大人との親しい人間関係を軸にして営まれる生活から、より広い世界に目を向け始めると言われます。そして、生活の場、他者との関係、興味や関心などが急激に広がり、依存から自立に向かいます。従いまして、益々きめ細やかな援助を心がけ、一人ひとりの個別最適な育ちや学びを促していきたいと思います。
3学期の未満児さんにあっては、生活習慣面(睡眠、食事、着替え、トイレ)での一層の自立を促していきたいと思います。また、仲間と過ごすことの楽しさや身近なものとの関わりも促していきたいと思います。
以上児さんにあっては、個々の子どもが進級を期待しながら上級学年へ向けて、或いは進学に向けて、意欲的・主体的に育っていけるように支えていきたいと思っているところです。特に、以上児さんの3学期は、自立・仲間関係・興味関心の広がり、深まりが急激に成長する時期でもありますので、それに応えていきたいところです。典型としては、年長さんの遊びに象徴されるように、目的をみんなで共有し、時間をかけて深めていくような遊びを最後に経験させたいと思っています。
今幼児期を過ごしている子どもたちの未来は、かなり予測不能な世界と言われています。さまざまな仕事がAI化されることでしょう。働き方も一部の職種を除いてリモートワークが一般的になってくることでしょう。そのような未来で力を発揮できる大人に育つためには、乳幼児期に、主体的に物事に取り組める力を育て、しかも変化に翻弄されないで変化に果敢に挑む力を育てていかなくてはいけないと思っています。
幼児期に教育が終結するわけはなく、その後の小学校教育での育ちも見据え、子どもたちの日々を援助していきたいと思っています。
短い3学期ですが、保護者の皆様には我が子の成長を楽しみしながら、そして本園に対するご理解・ご協力をと願っています。よろしくお願いします。 吉田耕一郎